ゴルフクラブと身体と関係性について

初心者にゴルフを教えるとき、またはゴルファー同士でゴルフクラブの説明をするときに、ヘッドやフェースというような用語を使わないのは至難の業です。

ゴルフクラブの部位の名称は、身体の一部に例えられています。他に用語がないこともあってさり気なく使っていますけれど、考えてみるとちょっと不思議な感じがします。ヘッドは頭のことです。ゴルフクラブでボールを打つためについている部分全体のことです。ゴルフクラブはヘッドとシャフトとグリップで構成されていますが、最も重要な部分ともいえます。重要な部分だから頭、というわけではないようです。

理由としては、諸説ありますが、見た目でわかりやすいことがゴルフクラブ用語が身体の一部を使うきっかけになったのであろうと考えられています。改めてゴルフクラブを見ると、指人形のようにヘッドは頭のように見えます。クラブの頭をヘッドと呼ぶようになった頃、クラブヘッドの大部分は木製で作られたウッドでした。形状は、現在のユーティリティーのようないわゆる細長い馬面をしていました。

ゴルフの名称の歴史などを知る事もゴルフの面白さの一つと言えます。